焼肉を無料で提供し、飯田の焼肉文化の魅力を発信する

　飯田青年会議所（JC、村松将太理事長）は26日、飯田の焼肉文化をテーマにしたイベント「南信州　日本一の大焼肉まつり」を長野県飯田市伝馬町の中央公園で開く。計約40キロの焼肉を無料で提供。子どもたちが遊びながら焼肉文化に親しむゲームコーナーや焼肉に関係する企業団体をPRするブースも設置し、飯田の焼き肉文化の魅力を伝える。午前10時～午後3時。 　会場には「焼肉振る舞い」「焼肉クエスト」「焼肉文化」の3つのブースを設置する。焼肉振る舞いではJCメンバーが焼いたサガリ、カシラ、黒モツの3種の焼肉を無料で提供する。黒モツは他地域ではマイナーで、南信州独自性が表れたメニューを味わえる。 　焼肉クエストでは子ども向けの謎解きゲームを実施する。ミートボールに見立てたボールを投げて標的を倒すストラックアウトなど、5つのゲームを全て攻略すると抽選券を獲得でき、南信州牛などの賞品が当たる。 　飯田JCが作成し、南信州に焼肉をモチーフにした新キャラクター「クロもっちゃん」のお披露目も予定する。 　飯田JCは今期1年を通して焼肉文化を生かしたまちづくりや飯田下伊那地域のブランディングに取り組んでおり、イベントもその一環。担当委員長の藤本直樹さんは「飯田の焼肉文化は認知がまだ十分ではなく、イベントで地域外の人に発信するとともに、地元の人にも魅力に気付いてもらえたら」と来場を呼び掛けている。