阪神・岡田彰布監督

■プロ野球　阪神0ー1中日　（25日　倉敷） 阪神は中日に今季10度目の完封負けで2連敗、33勝32敗4分の貯金1となり巨人と同率2位、首位・広島と3ゲーム差に広がった。先発・才木は8回を6安打1失点、8回に元同僚の板山にタイムリーを浴びて2敗目、自身の連勝は8で止まった。打線は5安打で5回以降は1安打に終わった。岡田監督はNPB史上20人目の監督通算700勝にあと1勝も足踏み。 才木浩人（25）が登板予定だった雨天中止・23日からスライド登板。今季13度目の登板、試合前まで両リーグ単独トップ8勝1敗、リーグ2位・防御率1.20。前回の6月16日・ソフトバンク戦は7回を5安打1失点（自責1）で勝ち投手。今季の中日戦は3度目、ここまで2勝0敗、14イニング投げて1失点（自責1）の防御率0.64。 才木は1回、カリステを遊ゴロ、田中を右飛、板山も右飛と3人で退ける立ち上がり。 スタメンは1番センター・近本、2番セカンド・中野、3番ライト・森下、4番ファースト。大山、5番レフト・前川、6番サード・佐藤輝、7番キャッチャー・梅野、8番ショート・小幡、9番ピッチャー・才木のオーダーを組んだ。 中日の先発・小笠原に1回、近本は二直、中野が右安打も森下は遊ゴロ、大山は右飛に倒れた。 才木は2回、先頭・細川に左安打もディカーソンを左飛、福永をフォークで空振り三振、加藤匠を遊ゴロに抑えた。 3回の攻撃で2死から近本が右安打も中野は左飛に終わった。 才木は4回1死から板山に中安打、細川に四球で一・二塁でディカーソンを捕邪飛、福永に四球の2死満塁から加藤匠を空振り三振に斬って取る。 直後の4回、先頭・森下が中安打も大山は遊ゴロ併殺打、前川は遊内安打、佐藤輝が右安打で一・二塁から梅野は遊ゴロで先制できず。 才木は6回、田中を空振り三振、板山に中安打も細川を空振り三振、ディカーソンを中飛に抑えた。 6回の攻撃で1死から森下が四球、大山の投ゴロは一塁・板山が捕球ミスで併殺打にならず走者は残るが前川は見逃し三振に終わった。 才木は7回、先頭・福永に中安打、福永の二盗を梅野が封殺。加藤匠を遊ゴロ、龍空を空振り三振に取った。 才木は8回、代打・大島を一邪飛、カリステを三ゴロ、田中にライト線にスリーベースを打たれると続く板山に、この日3本目ヒットとなるタイムリーをライト前に弾き返され1点を先制される。 才木は8回を122球、6安打、2四球、8奪三振の1失点（自責1）で降板。 8回の攻撃は中日2番手・松山に近本は中飛、中野は二ゴロ、森下は空振り三振に倒れた。 9回は2番手・漆原が走者を出すも無失点に抑える。9回は中日の守護神マルティネスに大山、前川が凡打、佐藤輝が5回以降唯一の左安打、渡邉の四球で2死一・二塁も代打・糸原が凡退し終了。