<機動戦士ガンダム THE ORIGIN>安彦良和が劇場上映用に再編集 全3章「movie edition」上映
人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を劇場上映用に再編集した「movie edition」が上映されることが分かった。総監督の安彦良和さんが、全6話を「第一章 シャア・セイラ編」「第二章 開戦編」「第三章 ルウム編」の全3章に再編集した。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで9月13日から順次上映され、10月25日以降、全国の劇場でも順次上映される。入場者特典として安彦さんが描き下ろしたA5サイズイラストシートを配布する。 【写真特集】「THE ORIGIN」がよみがえる! 描き下ろしも アツい再編集版
9月14日に新宿ピカデリーで公開記念舞台あいさつが開催され、安彦さん、キャラクターデザインのことぶきつかささんが登壇する。島根県立石見美術館(島根県益田市)で安彦さんの回顧展「描く人、安彦良和」が開催されることを記念して9月22日、Shimane Cinema ONOZAWA(同)で安彦さん、メカニカルデザインの山根公利さんの舞台あいさつが開催される。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当した安彦さんのマンガを基にしたアニメ。シャア・アズナブルと妹のセイラ・マスの悲劇の始まり、兄妹の流転の物語が描かれた。
マンガが「ガンダムエース」(KADOKAWA)で2001~11年に連載され、全6章のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が2015~18年に展開された。テレビシリーズに再編集した「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」が、NHKで2019年4~8月に放送された。