彼女のダイハツ「タントカスタム」は勇ましいバッドフェイス! さりげなさ満点のドレスアップ上級者がこだわった3つのポイントを紹介
インパクトのあるキャンバー8度を実現
3つめのポイントは、より低くすることを追求した車高にある。低い状態で走れるようにと車高調整式サスペンションにこだわったシステムは、アーム類すべてを交換することでカッコいいフォルムを作り出している。彼女が普段からこの車高のまま乗ることを大前提に製作を依頼したのは、サスペンションチューンのスペシャリストである福井県のT-DEMANDで、乗り心地も考えてセッティングされている。したがって、シャコタン化によるダンパーの底付き現象がなく、アームを交換したことで不快なピッチングの発生を抑え、振動や路面のうねりをうまく吸収できるよう、必要に応じてよく動くサスペンションステムが組まれていた。 また、前後ブレーキはT-DEMAND製φ300mmキャリパーキットに交換し、ホイールとキャリパー間はクリアランスが1mm程度しかないのが自慢。このスタイルを追求するため履かせるホイールにもこだわり、現在装着しているのは前後7J×16インチで5本スポークのSSR「プロフェッサーSP4R」だった。 とてもマニアックなカスタムでカッコよさを追求する“ちゃんもえ”さんのタントカスタム。さりげなさ満点の仕上げは、まさにドレスアップ上級者ならではの魅せ技。フロントのバッドフェイスとも表現できる顔つきと前後キャンバー8度という強烈な足まわり、そしてアウディ純正色ナルドグレーのカラーリング、この3つを軸として自分らしいカスタムを表現していた。
青木邦敏
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