見た目も中身もパワーアップ! VW主力モデル「ゴルフ」改良新型、約520万円から欧州発売
細部を磨いたゴルフ 欧州で販売開始へ
ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、改良新型「ゴルフ」の欧州向け価格と仕様詳細を発表した。 【写真】エンジン、デザイン、車載システムを強化!【改良新型フォルクスワーゲン・ゴルフを写真でじっくり見る】 (24枚) 右ハンドルの英国価格は2万7035ポンド(約520万円)からで、ステーションワゴンタイプのゴルフ・エステート(ヴァリアント)は2万8400ポンド(約545万円)からとなっている。現地での受注開始は4月11日を予定。 ゴルフGTIやゴルフGTE、ゴルフeハイブリッドは今夏に発売予定で、今年後半にはゴルフRも追加される。 英国では「ライフ」、「マッチ」、「スタイル」の3種類のグレードが用意されている。スポーティな「Rライン」は4月25日に発売予定で、価格は3万285ポンド(約580万円)から、エステートでは3万1650ポンド(約610万円)からとなる。 エンジンは現時点で、1.5L 4気筒ガソリンターボと2.0L 4気筒ガソリンターボの2種類が設定されている。 1.5Lモデルは、マニュアル・トランスミッション仕様とマイルドハイブリッドのDSG仕様があり、最高出力は115psと150psの2段階が選べる。 2.0Lモデルは最高出力204psのDSG仕様がある。ゴルフGTIでは、同じ2.0Lエンジンで最高出力265ps(改良前より20psアップ)を発生する。
誕生50周年の歴史的名車 改良でデザイン刷新
ゴルフは今年3月で初代モデル生産開始から50周年を迎えた。現行型は第8世代(Mk8)にあたり、今回の改良ではデザインの刷新、使い勝手の改善、内装材の質感向上、車載システムのアップグレードなど、広範囲にわたって変更が加えられた。 スタイリングとしては、照明付きのロゴと、新形状のエアダクトを備えたフロントバンパー(GTIではハニカムデザイン)が大きな特徴となる。ヘッドライトも変更され、上位グレードにはマトリクスLEDの「IQライト」が設定されている。 ボディカラーとしては新たに4色のメタリックカラーが追加され、全15色となった。GTI、GTE、Rラインでは初めてブラックルーフが選べるようになった。 また、GTIではカーボンファイバー製パーツが選択可能となり、さらに第6世代(Mk6)以来となるテレディアル・アルミホイールがオプションとして復活した。