原油先物上昇、カナダと米国を結ぶ原油パイプラインが短時間停止
(ブルームバーグ): 原油先物相場はアジア時間8日の取引で上昇。カナダ西部から米中西部に重質原油を運ぶキーストーン・パイプラインの稼働が短時間停止したことが影響した。
北海ブレントは一時、1バレル=83ドルを超えた。7日は前日比変わらずで終了していた。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は一時0.8%上昇し、79ドルを上回った。
同パイプラインを運営するカナダのTCエナジーは声明で設備に問題はないと確認。「予防的措置」として一時的に稼働を停止したとし、原油の放出はなかったと説明した。
原題:Oil Advances After Canada-US Keystone Pipeline Briefly Halts(抜粋)
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Yongchang Chin