【新NISAで積立投資】50歳が「65歳までに2000万円」達成したい…いくら積み立てれば間に合いますかね？
【新NISAで積立投資】50歳から「毎月5万円」15年間積み立てたら資産はいくらに？
50歳から新NISAで毎月5万円の積立投資をしたら、老後を迎える15年後にはいくらの資産を築けるのでしょうか。 運用利回り別にみた、毎月5万円の積立投資で15年後に築ける資産額は以下のとおりです。 ●【運用利回り別】月5万円の積立投資を続けた場合の15年後の資産評価額 運用利回り:資産評価額（元本部分は900万円） ・年率1％:970万6000円 ・年率2％:1048万6000円 ・年率3％:1134万9000円 ・年率4％:1230万5000円 ・年率5％:1336万4000円 年率2％以上で運用できれば、1000万円を超える資産を築くことが可能。長期投資による複利効果が表れていることが分かります。 運用利回りがどうなるか把握しきることはできませんが、年率2％での運用は決して難しい数字ではありません。安定型のファンドでも十分に目指せる水準でしょう。 月5万円の積立投資により、5年後に1000万円以上の資産ができる可能性があることが分かりました。 一方で、老後に向けて2000万円を用意したいと考えている人もいるかもしれません。 では、2000万円を用意するには毎月いくらの積立が必要なのでしょうか。次の章から詳しくみていきましょう。
【新NISAで積立投資】50歳から15年間で「2000万円」達成には毎月いくら積み立てる？
年率3％での運用を前提にして、積立金額別に15年後の資産評価額をシミュレーションしてみましょう。 ●【積立金額別】運用利回り3％で積立投資を続けた場合の15年後の資産評価額 毎月の積立金額:資産評価額 ・1万円:227万円 ・3万円:680万9000円 ・6万円:1361万8000円 ・9万円:2042万8000円 ・12万円:2723万7000円 *運用利回りは年率3％を前提とする 2000万円を15年間で用意するためには、毎月9万円の積立が必要であるとわかります。 「毎月9万円」ときくと負担が大きいように思えますが、50歳代は子どもが巣立っていく世帯も多くなっていく世代。つまり、自由に使えるお金が増える時期でもあります。 50歳から一気に老後資産を用意したい人は、家計の見直しなどを通して積立を計画してみてもいいかもしれません。
