シリア代表クペル監督、予選突破かけた日本戦に闘志「希望は捨てない。サッカーに保証された結果はない」
アジア2次予選の日本戦(11日・Eピース)に挑むシリア代表のクペル監督が10日、前日会見に臨んだ。勝利すれば2次予選突破がほぼ決まっていた6日に北朝鮮戦に敗れ、日本戦に突破がかかる状況に。かつてバレンシアやインテルを率い、68歳となった経験豊富な指揮官は「日本のポテンシャルは十分にわかっている。難しい試合になるが、決して希望は捨てていません。サッカーでは、保証された結果はないからです。全力で勝利を目指す。日本のような強豪と対戦する時には、ミスは許されない。チーム一丸となって戦いたい」と話した。 23年11月には日本に0―5で敗戦。前回の経験を踏まえ「コンパクトに戦いたい。これまでのミスを修正し、すべてをうまくやる必要がある。ミスは許されないのは明らかだが、サッカーは何が起こるかわからないスポーツ。すべて手に入れたと思っていても、なにかが起こる可能性はある」とうなずき、すでに2次予選突破を決めている日本の隙を突きたい思惑が見え隠れした。
報知新聞社