ジュンが富士急ハイランドの制服をデザイン、富士の寒暖差に対応できる機能を搭載
「ナージー(NERGY)」や「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE')」を展開するジュンが、富士急ハイランドのスタッフユニフォームを製作した。同園のスタッフユニフォームがリニューアルされるのは12年ぶりとなる。新制服は7月6日から導入されている。 【写真】富士急ハイランドの新制服
今回のユニフォーム刷新は、「Smile&Confidence」をコンセプトに掲げる富士急ハイランドの60周年記念企画の一つとして製作。「60周年にふさわしいデザイン性と実際に働くスタッフのモチベーションを高めるユニフォームを」との依頼を受けたという。新ユニフォームは、「着用していてワクワクするような、気分がアガる制服」をテーマに、富士の気温の寒暖差に対応できる機能を搭載。アトラクションなど屋外の職場、厨房やチケット販売窓口など、スタッフは様々な場所で働たくため、それぞれの制服に関する悩みがあることから、環境の違うスタッフが同じ制服を着用して快適に働けるよう、遮熱や保温、4wayストレッチ、UVカットなどの機能をプラスした。デザインは富士急ハイランドのコーポレートカラーである「富士急レッド」をベースに、サファリテイストを取り入れた。また、サイズのチョイスでジェンダーレスにも着用できる。使用した素材はリサイクル可能で環境にも配慮しており、デザイン性を持たせながらも永く愛されるユニフォームに仕上げたという。 アイテムは、モックシャツ(2色)、ベスト、半袖シャツ、ジャケット、ワイドパンツ、中綿ステンカラーコート、中綿パンツ、キャスケット帽、スカーフの計10品を製作し、スタッフは春夏秋冬に合わせ自由にコーディネートを組むことができる。春はギャザー入りの袖に衿元が上品なハイネックのモックシャツに、ダンボール素材で軽くしなやかに伸びるベストを組み合わせたスタイリングや、変動しやすい気温にも対応できるよう、モックシャツのみでワイドパンツに合わせるシンプルなコーデも提案。夏は、ゆったりとした半袖シャツにスカーフをあわせたボーイスカウトのようなアクティブなスタイルや、長袖モックをレイヤードすることで日焼け止めや肌寒いときの防寒などシーズンレスなコーディネートが組める。秋は、胸の部分に走るレッドのラインが富士山の形で切り替えられたサファリ調のジャケットを着用。ワイドパンツは裾のアジャスターを絞って履くことで、働くシーンなどに合わせてシルエットを変化させることができる。冬は、中綿を使用し軽くて暖かくケアしやすいステンカラーコートに、同じく中綿を入れたすっきりとした印象のパンツを合わせ、防寒性を持ちつつ洗練されたスタイリングを組める。