【兵庫県知事選】候補者の主張⑦会社経営・木島洋嗣氏(49)「兵庫と大阪を合併し『関西州』にする」
11月17日に投開票が行われる兵庫県知事選は、過去最多の7人の候補者が立候補し、県議会の不信任決議により失職した前知事に、国会議員・市長経験者ら6人の新人が挑む構図となりました。選挙戦は、前知事の3年間の県政への評価や、元幹部職員による告発文書問題への対応の是非が主な争点となっていますが、各候補者の街頭演説や記者会見での発言などをもとに、それぞれの候補が訴える主張や、争点に対する見解をまとめました。 【兵庫県知事選】候補者の主張①前参院議員・清水貴之氏(50)「潜在力を伸ばして、兵庫を輝かせる」 この記事では、ニュース分析会社経営・木島洋嗣氏の主張・見解について紹介します。
■“パワハラ”などの告発文書問題への対応に対する見解
「斎藤前知事は告発問題について、最初は第三者委員会が調査すべきだった。県産品の受領問題についても、知事がああいう言葉を発すると相手は忖度してしまう。県議の全員から不信任決議が出ている中、斎藤前知事の改革路線を引き継ぐ人がいないので立候補した」
■前知事の3年間の県政に対する評価
「私は斎藤前知事の改革路線は完全に継続する。県立大学の無償化は大賛成。そして、県庁を建て替えない。耐震性の問題があるが、わざわざ新しいビルを建てることはしない。斎藤前知事の進めてきた大行政改革を先に進める大・大・大行政改革をしたい」
■知事に当選したら進めたい施策など
「兵庫県と大阪府を合併して『関西州』にして、東京と肩を並べるような大経済圏を作る。神戸市以外を播磨・丹波・但馬・淡路の4つの大きな市に市町村合併を促し、それぞれの地域の経済や子育て対策など、各地域の特性に合わせて行政運用すべきだ」
11月17日投開票の兵庫知事選には、届け出順で、前参院議員の清水貴之氏(50)、前尼崎市長の稲村和美氏(52)、前兵庫県知事の斎藤元彦氏(47)、共産の推薦を受ける医師の大沢芳清氏(61)、会社経営の福本繁幸氏(58)、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、会社経営の木島洋嗣氏(49)の7人が立候補しています。 ※候補者の年齢は投票日時点