本拠地で突破が決まれば「美しい」 5戦4発と止まらないパドレスのタティスJr.が3連勝に自信「確実に一歩ずつだ」
スーパースターの勢いが止まらない。 現地時間10月8日(日本時間9日)、パドレスのフェルナンド・タティスJr.は、本拠地ドジャースとの地区シリーズ第3戦に「2番・右翼」で先発出場。2回裏に2戦連発の2ランを放ち、4打数1安打、2打点でチームを6-5の勝利に導いた。これで対戦成績が2勝1敗となり、2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけている。 【動画】打った瞬間に確信!タティスJr.がポストシーズン4本目のアーチを描く 特大の一発が飛び出したのは、2回2死一塁の第2打席だ。ここでタティスJr.は、ドジャース先発の右腕ウォーカー・ビューラーと対峙すると、追い込まれながらも3球目の内角フォーシームを強振。勢いよく飛び出した打球は、時速102.8マイル(約165.4キロ)、飛距離396フィート(約121メートル)を計測する左翼席への確信アーチとなった。 ポストシーズンに入ってから絶好調の25歳は試合後、フィールド上で米スポーツチャンネル『FOX Sports 1(FS1)』の中継インタビューに応じると、「ただただアメージング。美しい瞬間だ」と本拠地ペトコ・パークの雰囲気を回顧。「まだやるべき仕事が多いけど、一歩ずつ、確実に一歩ずつだ」と冷静にコメントした。 5試合で打率.625(16打数10安打)、4本塁打、7打点、OPS1.969と一気に調子を上げてきたタティスJr.。ホームので第4戦に勝てば、地区シリーズ突破、リーグ優勝決定シリーズ進出だが、「そうなったら美しいだろう。そのために俺たちはここにいる」と前置きした上で、「ファンのために必ずやってみせるつもりだ」と3連勝に意気込んでいた。 はたして注目の第4戦は、どんな戦いが繰り広げられるだろうか。プレーボールは現地時間9日午後6時8分(日本時間10日午前10時8分)だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]