園児との交流で健康維持に 高齢者とクリスマス食事会【佐賀県唐津市】
サガテレビ
もうすぐクリスマス。普段、人と接することが少なくなった高齢者に園児との交流を通して健康維持につなげてもらおうと、クリスマス食事会が唐津市肥前町で開かれました。 【園児】 「メリークリスマス!」 【高齢者】 「おもしろかった。私もああいうときがあったなと思い出した」 この取り組みは普段、ひとと接する機会が少ない高齢者と園児が交流することで健康維持につなげてもらおうと、唐津市の社会福祉協議会西部支所が開いたものです。 19日はうみのもり高串保育園とやまのもり切木保育園の園児19人がかわいい衣装を着て歌やソーラン節を披露。 参加した切木地区と田野地区の70代から90代の高齢者たちは手拍子で盛り上げ、園児との交流を楽しんでいました。 また園児が「おじいちゃん、おばあちゃん元気でね」と声をかけたあとクリスマスプレゼントを交換しました。 【男性】 「みんながこうやって楽しくワイワイするのがまたいい」 【女性】 「孫がいっぱい」 【女性】 「元気になった。若返った」 20日は入野地区と納所地区の高齢者を対象に開かれるということです。 高齢者福祉施設で働く人に聞いたところ、人とのふれあいが少なくなると認知症などの進行が早くなると感じているそうです。 コロナ禍で高齢者と地域の子供たちとのふれあいが少なくなりました。 感染症予防も大切ですが、人と人とのふれあいがもたらすメリットも改めて見直されてもいいのではないでしょうか?
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