酷暑に小さな秋の気配 佐賀県庁前のギンナン、色づき始め
夏の暑さが和らぐ時期とされる二十四節気の「処暑」を迎えた22日、佐賀県内では最高気温が唐津市で36・3度、嬉野市で35・6度、伊万里市で35・5度を観測して猛暑日となった。厳しい残暑が続いているが、目を凝らしてみると、小さな秋の気配も感じられる。 佐賀県庁前に並ぶイチョウには、葉に隠れるようにギンナンが実っている。黄色く色づき始めたものも見られる。 環境省と気象庁は23日も佐賀県に「熱中症警戒アラート」を発表していて、引き続き熱中症予防が必要となる。佐賀地方気象台によると、23日以降は前線が日本列島の南に停滞している影響で天気が崩れる見通しで、気温も少しずつ下がるという。(写真と文・西浦福紗)
西浦福紗