ボクシング寺地拳四朗が練習公開、世界2階級制覇へ「自信」 10月にフライ級王座決定戦
世界ボクシング評議会（WBC）フライ級王座決定戦（10月13日、東京・有明アリーナ）で世界2階級制覇を狙う元ライトフライ級2団体統一王者でWBCフライ級1位の寺地拳四朗（BMB）が27日、東京都内で練習を公開。「スパーリングはすごくよくなり、勝てる自信は上がっている」と手応えを口にした。同級2位で元フライ級世界王者のクリストファー・ロサレス（ニカラグア）と対戦する。 1月の試合で負傷した右拳を手術したため、試合は9カ月ぶり。体重の上限がライトフライ級より約2キロ増えたことで、「落とせるか、落とせないかのプレッシャーが減った。気持ちの面で楽になった」と余裕を持って調整を続け、最近の試合で目立っていた被弾を減らすために防御の強化に取り組んだ。ライトフライ級では実現できなかった主要4団体王座統一が目標で、「（統一戦実現には）タイミングもあるが、ベルトは増やしていきたい」と意気込んだ。
