【RIZIN】階級上げたアーチュレッタがまさかの2.9kg体重超過、シェイドゥラエフは「問題ない」とし条件付き実施へ。ほか21選手は計量をパス
2024年9月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.48』に向け28日、前日公開計量が行われた。 【写真】対戦相手のシェイドゥラエフはパス。アーチュレッタは体重超過の朝倉海戦、フェザー級に上げたクレベル・コイケ戦の2連敗で崖っぷちだったがまさかの体重超過に 第8試合のフェザー級(66kg)でラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と対戦するフアン・アーチュレッタ(米国)が68.90kgで大晦日の朝倉海戦に続き体重超過。12月のバンタム級戦から、続く6月のクレベル・コイケ戦でフェザー級に階級を上げていたが、リミットを守れなかった。 アーチュレッタは10時から13時までの本計量でパスできず、体調不良により15時の公開計量も欠席。笹原圭一RIZIN広報事業部長は「アーチュレッタも歳を取ってきたので、今までのような減量方法ではうまくいかなくなってきたんじゃないか」と37歳で代謝が悪くなってきているのではと指摘した。 65.35kgのアンダーで計量した対戦相手のシェイドゥラエフは、試合前に「1日に2試合したい」と希望していたほどで、今回のアーチュレッタの体重超過にも「問題ない」と試合実施を希望したという。試合は以下の条件つきでキャッチウェイトで行われる。 ◆試合実施の条件 1.フアン・アーチュレッタの勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。 (1)ラジャブアリ・シェイドゥラエフが勝った場合、その結果を公式記録とする。 (2)ラジャブアリ・シェイドゥラエフが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。 2.フアン・アーチュレッタに減点を課した上で、試合を開始する。本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード:50%減)とする。 ほかライト級とバンタム級のタイトルマッチ、浅倉カンナの引退試合など全11試合の21選手は計量をパスしている。