就任15試合で10勝!デ・ロッシ監督、ローマとの契約延長は時間の問題に?伊メディアも絶賛
ローマダービーを制したローマの指揮官ダニエレ・デ・ロッシについて、イタリアメディア『スカイスポーツ』が見解を示し、来シーズンの続投を予想した。 今年1月に解任されたジョゼ・モウリーニョの後釜として、古巣ローマの指揮官に就任したデ・ロッシ。セリエAでの指揮は未経験の新人でありながらも、公式戦15試合で10勝3分2敗と好成績を収め、指揮官として初めてとなるローマダービーでは、MF鎌田大地が所属するラツィオに1-0と勝利した。 そんなデ・ロッシについて、イタリアメディアは「来シーズンも続投させない理由が見つからない」と主張。「契約延長は時間の問題であり、(オーナーの)フリードキン側が異なる決断を下すとしたら理解しがたい」と綴り、今シーズン終了後に期限を迎える契約の延長が妥当であるとの見方を示している。 特に「ダービーのパフォーマンスは、これまでの彼の優れた仕事を示す直近のシグナル」であり、「非常にうまく組織化されて安定したチームで、リスクを負うことなく、適切にチャンスを作り出していた」と指摘。「ラツィオに一度もチャンスを与えず、振る舞いの面でもふさわしい試合だった。ダービーらしい気迫とインテンシティの90分間、ヒステリックで不毛な姿勢に陥ることはなかった」と賛辞を贈った。 さらにイタリアメディアは、「監督のアイディアと選手の特徴との間でうまく折り合いを見つけなければならない現代サッカーの原則とも完全に調和している」とも主張。「来シーズンの開幕時、ローマのベンチにダニエレ・デ・ロッシがいないとしたら、理解しがたい選択になるだろう」と締めくくっている。