小木曽喬、ホームコースでの日本プロ選手権「絶対勝ちたい」中学生からコースメンバー「どのプロよりもラウンドしてる」
男子ツアーの国内メジャー、第91回日本プロゴルフ選手権のプロアマと公式練習が2日、競技会場である岐阜県可児市の富士カントリー可児クラブで行われ、アジアツアーとの共同開催だったハナ銀行インビテーショナル(6月13―16日、韓国)で悲願のツアー初勝利を果たした小木曽喬(27)=フロンティアの介護=はメンバーとなっている同コースで練習に汗を流した。 名古屋市生まれの小木曽が、このコースのメンバーになったのは中学1年生だったあたり。それ以来、ホームコースとして使い続けている。 「このコースでは、どのプロよりもラウンドしています。全部分かっています。だからこのコースでやる日本プロは絶対に勝ちたい」と力を込めた。 先月のハナ銀行インビテーショナルでツアー初優勝を果たした。 「めちゃくちゃうれしかった。調子が良かったのに、ずっと駄目だったから」 今季国内ツアー2戦目だった5月の中日クラウンズで2位に入り、幸先のいいスタートを切ったと思いきやその翌週から3週連続で予選落ち。その後、スイングを細部から見直しV字復活を果たした。 「勝ったのはうれしかったけど、今度は国内で優勝したい。チャンスはあると思っています」。調子の良さは今も維持できている。
中日スポーツ