金谷拓実、清水大成、杉浦悠太、蝉川泰果が首位タイ 石川遼は123位
◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権大会 初日(4日)◇富士カントリー可児C志野C(岐阜)◇7164yd(パー71)◇晴れ(観衆2711人) 【画像】「感動をありがとう!」藤田寛之が帰国 国内メジャー第2戦は、4人が首位に並ぶ混戦で幕を開けた。ツアー6勝の金谷拓実、4勝の蝉川泰果、1勝の杉浦悠太、初優勝のかかる清水大成が6アンダー「65」でプレー。いずれもボギーなしのラウンドで好スタートを切った。 金谷は前半12番(パー5)でイーグルを先行。274ydの2打目をピン手前1mにつけるスーパーショットから弾みをつけ、以降も4つのバーディを重ねた。「少しミスもあったけど、ノーボギーでプレーできたので良いラウンドができたかなと思います」と総括。グリーンを外した5ホールを1パットのパーでしのぐ粘り強さも光った。 「ドライバーを握るホールが少なく、打ち下ろしではドライバーではなくても難しいホールがある。そういったところをコントロールしていければ、あした以降もまた良いプレーができるのではないかと思います」と、メジャー2勝目に向けてポイントを挙げた。 首位と1打差の5位に今季2戦目の池田勇太。賞金シードを持たない今季は下部ツアーに2試合出場しており、レギュラーツアーは5月下旬の「ミズノオープン」(47位)以来となる。同順位に永野竜太郎、ソン・ヨンハン(韓国)、平本世中が並んだ。 4アンダー9位に片岡尚之、石坂友宏、鈴木晃祐ら6人が続いた。前年覇者の平田憲聖は「72」で1オーバー73位。 2週前の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」優勝の石川遼は、後半16番にトリプルボギーをたたくなど「75」とし、4オーバー123位と出遅れた。 前週の海外シニアメジャー「全米シニアオープン」単独2位だった藤田寛之は「80」で回り、9オーバー141位に沈んだ。 <上位成績> 1T/-6/清水大成、金谷拓実、蝉川泰果、杉浦悠太 5T/-5/池田勇太、永野竜太郎、ソン・ヨンハン、平本世中 9T/-4/片岡尚之、石坂友宏、鈴木晃祐、中山絹也、大谷俊介、竹山昂成