「18人に入れなかった悔しさは...」バックアップメンバーのDF鈴木海音、ついにチーム合流で決意「後悔しないように」【パリ五輪】
22日からチーム練習に参加
パリ五輪に挑むU-23日本代表は現地7月22日、フランス・ボルドーでトレーニングを実施。バックアップメンバーのDF鈴木海音(ジュビロ磐田)は、21日の夜にホテルに到着し、翌日から初めてチーム練習に臨んだ。 【PHOTO】バックアップメンバー含む22選手が揃う!パリ五輪初戦に向けU-23日本代表がトレーニングの冒頭15分を報道陣に公開! トレーニング後、取材に応じた鈴木は、バックアップメンバーという立場に悔しさを感じていた時期はあったが、実際に合流した今はチームのためできることを考え、すでに切り替えていると語った。 「もう初戦2日前ですし、ちょっと合流は遅れましたけど、気持ちはもう一戦目に集中しています。それを前からいた18人だけじゃなくて、後から加わった選手も含めて、全員で良い準備をしていくことがすごく大事だと思う。自分たち(バックアップメンバー)が、そういうのをもっと全面的に練習から出していけば、チーム力も上がっていくと思うんで、そこを意識しながら今日は練習しました」 今大会は出場が可能な18人の中で、怪我に加え、負傷に繋がるような身体の疲労などがあり、医師の診断が出れば、その選手とバックアップメンバーを入れ替えられる。鈴木に出場の機会が訪れることも十分に考えられる。 「18人に入れなかった悔しさはすごくありましたけど、それを自分の力で証明するというか、ここに来れたのは何かしら自分にとって絶対プラスになると思っています。ここでチャンスを生かすも、生かさないも自分次第なので、チャンスが来たときのための準備は、後悔しないようにしていきたい」 チームの力にーー。そのために常に用意を欠かさないと強く誓った。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)