コロンビア人の父が初来日で“逆ホームシック”に…「日本に帰りたい」母国帰国後の本音に150万再生「好きになり過ぎて鬱状態にも」
◆メディアの情報は30年前と変わらないが実情は違う…コロンビアは優しさに溢れている国
――新幹線に感動し涙する姿など、感情を思いっきり表情に出すお父様のピュアな姿が話題になりました。そんなお父様が日本から帰国し、コロンビアとの違いにカルチャーショックを受けるという動画がありました。「静けさ、平和、リスペクトが恋しい。コロンビアに戻ってから大変だ。全くこの国の社会や人との共存が改善されることはない。日本に行ったことで、僕の生まれ育った場所への認識が変わった」と言っていました。 【カイトさん】 もう本当に大変だったんです(笑)。動画ではかなりカットしたのですが、帰国してから鬱のような状態になってしまい、すごく暗い動画になってしまって…。「日本だって良いこところばかりではないよ。コロンビアにも良いところがたくさんあるよ」と伝えても、「そんなことはない。日本は良い国なんだ」と日本をあまりにも好きになり過ぎてしまったようです。 ――カイトさんは日本人ですが、コロンビアと日本の違いをどのようなところに感じますか? 【カイトさん】 それは常に感じていますが、例えば人と話す時ですかね。コロンビアでは誰とでも挨拶をしますし、人々がフレンドリーなイメージがあります。一方、仕事にはすごくルーズですね。時間を守らないし、頼んだことはできていないし、予約をしてもされていなかったり。すべてがシステマティックな日本とは対照的です。 ――カイトさんがコロンビアを訪れて驚いたことは何ですか? 【カイトさん】 バイクでコロンビア縦断の旅をしていて驚いたのは、日本のメディアで紹介されている情報と、現地で実際に見るものが違うということです。街中に麻薬が蔓延していて、夜8時以降に外出したら危ないという30年前のようなイメージが、いまだに日本にはありますが、いまは全く違います。 ――どのようところで違うと感じたのでしょうか? 【カイトさん】 コロンビアの田舎をバイクで走っていると、転倒したり、故障などハプニングがあるたびに、現地の人はお金も請求せずに助けてくれて、いろいろなことを教えてくれます。日本ではあまり人に干渉しませんが、暖かく話しかけてくれたり、優しさに溢れている国です。いまちょうどそれをYouTubeで観せているところです。 ――危険な地域もありそうですが。 【カイトさん】 ゲリラは存在していますし、危険な地域はあります。ただ、それは度合いは違っても、どこの国でもあるもので、危険が全くない国はありません。危険な地域にさえ行かなければ、人は優しくて食事はおいしい素敵な国です。僕は、お父さんが言うほど怖い国ではないと感じました(笑)。