ウィニペグ・ナショナルバンクチャレンジャー

島袋将[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのウィニペグ・ナショナルバンクチャレンジャー（カナダ/ウィニペグ、ハード、ATPチャレンジャー）は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク251位の島袋将が同227位のI・マルチェンコ（ウクライナ）を7-5, 6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【島袋将 選手詳細情報】 26歳の島袋はチャレンジャー大会2つ、そしてウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）の予選に出場。ウィンブルドンでは予選2試合に勝利し、2年連続の本戦入りに王手をかけたが最後はE・イメル（スウェーデン）に屈して敗北。芝シーズンを終了した。 その後カナダへ移動し、ハードコートのチャレンジャー大会に出場している。 1回戦、島袋は9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。マルチェンコのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークチャンス全てを決め切る決定力の高さを披露。5本のダブルフォルトを犯した相手の不安定さもあり、1時間30分で快勝した。 2回戦ではラッキールーザーで出場している世界ランク264位のN・メヒア（コロンビア）と対戦する。メヒアは1回戦で予選勝者の同294位 A・マヨ（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。 今大会には日本勢で世界ランク152位のトゥロター・ジェームズ、同203位の内山靖崇、同233位の清水悠太の3名も出場。清水は1回戦で第8シードのホン・ソンチャンを6-2, 7-5のストレートで下し初戦を突破したが、トゥロターは第6シードのT・シュールケート（オーストラリア）、内山は第7シードのH・グルニエ（フランス）にそれぞれ敗れ、2回戦に駒を進めることはできなかった。 清水は2回戦で世界ランク272位のH・ハビブ（レバノン）と対戦する。