ハイボールやウイスキーを3杯以上飲酒…有料道路上で居眠りし発覚 高校の男性教諭が酒気帯び運転 停職6か月の懲戒処分
大阪府教育委員会は、去年2月、大阪府立高校の男性教諭が京都市内の飲食店でハイボールやウイスキーなど飲酒していたにもかかわらず、車を運転したとして、停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。教諭は有料道路に停車した車の中で眠っていたところ、駆けつけた警察官に起こされ、事態が発覚したということです。 府教委によりますと、大阪府立高校に勤務する59歳の男性教諭は去年2月中旬、勤務後に車を使用して京都市内へ向かい、3軒の飲食店で数時間にわたりビール・ハイボール、ウイスキーを少なくとも3杯以上飲んだということです。退店後に男性教諭は飲食店近くのコインパーキングにとめていた車で休憩をしていましたが、深夜に車を運転し始めたということです。 教諭は有料道路を走行していましたが、強い眠気に襲われたため右側車線に車を寄せて停車、車内で居眠りを始めたということです。その後、通報を受けて駆け付けた京都府警の警察官に起こされましたが、教諭はパニックとなり呼気検査に応じることができなかったということです。その後の、呼気検査で基準値以上のアルコールが検出され、酒気帯び運転を認めたということです。 教諭は今年2月に罰金50万円の略式命令を受けたということです。 府教委の聞き取りに対して、教諭は「飲酒後もしっかりしていたので大丈夫だろうと思い車を運転した。管理職をはじめ多大な迷惑をかけたことに申し訳ないと思っている」と話しているということです。 府教委は26日付で教諭を停職6か月の懲戒処分にしました。