10日朝の県内は、この冬一番の厳しい冷え込みとなり、沿岸部でも広く氷点下となりました。中国山地では積雪が1メートルを超えています。 【写真を見る】「平和の池」凍る　広島でも氷点下の朝　中国山地で積雪1m超えは今シーズン初　北広島町八幡114cm　庄原市高野62cm　北広島町大朝56cm 梅川千輝記者（気象予報士） 「午前7時すぎの平和公園です。手元の温度計ではマイナス2℃を下回っています。平和の池も凍っています」 広島市中区です。9日夜から0℃を下回る厳しい冷え込みとなり10日朝の最低気温はマイナス2.4℃を観測しました。 通勤中の男性 「寒い。凍てつくような感じ。久々に平和の池が凍っているのを見た。早く暖かくなってほしい」 各地の最低気温は北部や南部の内陸では広くマイナス5℃を下回ったほか、呉市や福山市も氷点下となり、県内に19ある観測点のすべてで氷点下を記録しました。 また北部を中心に断続的に雪が降り続き大雪となっています。午前11時現在の積雪は、北広島町八幡で114センチと今シーズン初めて1メートルを超えたほか、庄原市高野で62センチ、北広島町大朝で56センチとなっています。 この雪の影響で高速道路では中国道の高田ICと岡山県の新見ICの間が、浜田道の千代田JCTと島根県の浜田JCTの間が一時、通行止めとなりました。