甲子園の“有力候補”が…まさかの初戦敗退となった強豪校(6)昨夏甲子園で”ドラ1輩出“も
第106回全国高等学校野球選手権の、出場全49校が出揃った。甲子園予選から各地で熱戦が繰り広げられた中、今年は波乱の展開が数多く見られた。どれだけ下馬評の高い実力校でも「初戦の難しさ」は共通している。そこで今回は、地方大会でまさかの初戦敗退となった強豪校を紹介する。
上田西(長野)
実力校が相次いで敗れている長野県において、上田西も初戦で姿を消した。 2013年に初めて夏の甲子園出場を果たした上田西。また、2015年には甲子園初勝利を挙げ、長野県を代表する学校に。 その後は県大会で敗退という時期が長くなったが、昨夏は横山聖哉(現:オリックス)を擁し、長野県の頂点に返り咲いた。 今年の春季長野県大会は決勝まで進み、東京都市大塩尻に3-9で敗れるも準優勝。好投手を5人も擁し、今夏も長野県大会の優勝候補の一角だった。 迎えた夏の初戦の相手は強豪・松本国際だった。しかし、先制、中押しと徐々に点差を広げられる展開に。8回裏こそ無死満塁の絶好機を作ったものの、得点できなかった上田西は、0-4で敗退。 2年続けて甲子園を目指した上田西の夏は、1勝もできずに終える結果となった。
ベースボールチャンネル編集部