「技術、体力面で限界に達しているように見えた」

エジプト対モロッコは６点差がつくまさかの展開となった。（C）Getty Images

　現地時間８月８日、パリ五輪の３位決定戦で、U-23エジプト代表はU-23モロッコ代表と対戦。０－６の大敗を喫して、銅メダルの獲得を逃した。 【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介！ 　エジプトは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるも、12分にアクシデントが発生。右ウイングのジゾがシュートを放った際に左足を負傷。途中交代を余儀なくされる。 　これでペースを乱すと、23分と26分に立て続けに失点し、０－２で前半を終える。反撃に出たい後半もリズムは掴めず、４ゴールを奪われた。 　この惨敗をエジプトメディア『Al-Misri al-Yawm』は、「夢を破壊する残酷な結果、アトラス山脈の頂上から落とされた」との見出しで報じている。 「何もできずに６失点の大敗を喫した。選手たちは、準々決勝のパラグアイ戦や準決勝のフランス戦と比べて、技術面でも体力面でも限界に達しているように見えた」 　エジプトは五輪予選を兼ねた、U-23アフリカネーションズカップの決勝でも延長戦の末にモロッコに１－２で敗戦。同じ相手にまたしても大一番で敗れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部