バルセロナ監督フリック「シティのグアルディオラのように私も10年バルサを指揮?だが私には孫が4人いてね…」|ラ・リーガ
23日のラ・リーガ第14節、バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督(58)は、FWラミン・ヤマルの欠場も動揺がないことを強調している。 右足首を痛めているヤマルは、今回のインターナショナルウィークでスペイン代表に合流せず、さらにセルタ戦も欠場することに。フリック監督は、0-1で敗れた前節レアル・ソシエダ戦に続いて同選手を欠くことに「恐怖を感じているか?」と問われて、次のように返答した。 「ラ・レアル戦の私たちは良くなかった。が、それはヤマルの不在が理由ではない。彼は私たちにとって本当に重要な存在だが、このチームにはほかにも良いプレーを見せられる選手がいる。彼が100%の状態で戻ってくることこそが大切だ」 「ラミンなしで勝利をつかむのは挑戦かって? その問いは明日、私がチームに向けてしようじゃないか。チームにとって良い経験だよ」 元バルセロナFWリオネル・メッシは、フリック監督率いる今季のバルセロナを「スペクタクルだ」と評していた。ドイツ人指揮官は喜びを表している。 「史上最高の選手から、このバルサが好きだという言葉を耳にできる……誇らしいよ。彼はバルサを心に宿し、近くで見守っている。それは若手たちやチームにとって素晴らしいことだ」 バルセロナはレアル・ソシエダ戦で、微妙なオフサイド判定によりFWロベルト・レヴァンドフスキのゴールが取り消しとなった。 「あのオフサイドについては何も説明を受けていない。ラ・リーガや連盟など、責任者から説明があっても良いんだがね。結局のところ、私たちは人間なんだ。しかし、そこまで重視することでもないさ」 先にはジョゼップ・グアルディオラ監督(53)がマンチェスター・シティとの契約を2017年まで延長。カタルーニャ出身指揮官はマンチェスターで10年チームを率いることになるが、カタルーニャで10年過ごす可能性を問われたフリック監督は、こう返した。 「一つのクラブで10年にわたって監督を? そんなにいられるとは思えない。私には4人孫がおり、70歳になる前に時間がほしいね」 フリック監督はまた、長期離脱から復帰したMFガビが「先発でプレーできるコンディションにある」と断言。どのポジションで起用するか質問されると、次のように返答している。 「ガビに聞くと、どのポジションでもプレーできると言ったよ。良い返答だね」