ド軍ロバーツ監督、大谷翔平の特大3ラン& “勝ちパターンの救援陣”温存に満足顔「使わずに済んだのは大きい」
4年ぶりのワールドシリーズまであと2勝だ。 現地10月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・指名打者」として先発出場し、第5打席でダメ押しのポストシーズン2号3ランを放つなど、4打数1安打3打点、1四球と活躍。チームも8対0で完勝し、対戦成績を2勝1敗としている。 【動画】米放送局FOXが公開した、大谷翔平の“衝撃特大3ラン”の全角度映像 この日、シティ・フィールドが沈黙に包まれたのは、4点リードの8回1死一、二塁という場面。大谷が3番手の右腕タイラー・メギルと対峙すると、1ストライクから内角低めのカットボールを振り上げ、勢いよく飛び出した打球は、右翼席上段に突き刺さる時速115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)の特大3ランとなった。 試合を決める一発には、周囲からも賛辞の声が止まない。ドジャースの地元放送局『SportsNet LA』の公式SNSは、デーブ・ロバーツ監督が試合後の会見に臨んだ様子を公開しており、その中で指揮官は、「間違いなく自信をつけることがショウヘイにとって重要だ。それが第一だと思う」と明るい表情を浮かべている。 また、これにより勝ちパターンの救援陣を温存できたというロバーツ監督は、「長いシリーズの中でブレイク(・トライネン)にもう1イニング登板させる必要がなくなり、さらにエバン(・フィリップス)や(ダニエル・)ハドソンを使わずに済み、ベン・キャスパリウスに2イニング投げてもらえたことが大きい」と話しており、今夜の勝ち方にもご満悦の様子だ。 明日勝てばワールドシリーズ進出に王手のドジャース。第4戦は、日本時間18日午前9時8分に開始予定となっている。 構成●THE DIGEST編集部
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