感じの良い人が無意識でやっている「7つの行動」【精神科医が考察】
こんにちは!精神科医しょうです。いきなりですが、あなたの周りには、 「この人と話すのは楽しいな、なんだか心地よい空気が広がっている。」 「こういう人が周りにいると、なんだか安心感がある。」 こういったいわゆる「感じのいい人」はいませんか?八方美人でもなく、無理にいい人になろうとしているわけでもない。そんな自然体で感じのいい人たちが、無意識にやっている事があるんです。それはいったいどんな事なのでしょうか? 〈写真〉感じの良い人が無意識でやっている「7つの行動」【精神科医が考察】 ■感じの良い人が無意識やっていること ■■①挨拶と笑顔 →他者と接する際に挨拶をし、笑顔で迎えることが多いです。これは相手に対して親しみやすい印象を与えます。 ■■②積極的なフィードバック → 他者の良い点を見つけ、積極的なフィードバックを与えることがあります。これはモチベーションを向上させ、ポジティブな雰囲気を醸成します。 ■■③共感と聞き手 →他者の話に耳を傾け、共感しようとします。相手の感情や立場を理解し、適切な時に助言や支援を提供します。 ■■④自分の意見を柔軟に表現 →良いコミュニケーションスキルを持つ感じのいい人は、自分の意見を主張する一方で、相手の意見も尊重します。柔軟性を持って議論し、対話を深めます。 ■■⑤協力と助けの申し出 →他者と協力して目標を達成しようとし、助けが必要な場合には自発的に手を差し伸べることがあります。協力と協調を大切にします。 ■■⑥謙虚な態度 →謙虚で、他者に対して傲慢な態度を取りません。自分の成功や知識を謙遜し、他者の意見や経験に敬意を払います。 ■■⑦感謝の表現 →他者の助けや善意に対して、感謝の意を示すことを自然と行えます。これは相手に対する尊重と感謝の気持ちを表します。 どうでしょうか?「確かにそう言われて見れば、周りにいる感じのいいあの人も当てはまっている事が多い…」と感じた方も多いかもしれませんね。また感じのいい人と周りから思ってもらえる事で、 ・良好な人間関係を築きやすい ・厚い信頼を得ることができる などのメリットも多くあります。でも急に「だからあなたも感じのいい人になろう!」と言われても、難しいし無理がありますよね。そのため、まずはこの2つの習慣を生活に取り入れてみてほしいんですね。 ■無理なく感じのいい人になるための2つの習慣 ■■①毎日笑顔で挨拶する 日常的に笑顔で挨拶をすることで、周りの人との関係を良好に保つことができます。笑顔は温かさを伝え、ポジティブなエネルギーを共有する手段となります。職場で同僚や学校の友だちなどに、挨拶をしているという方は多いと思います。ですが意外と無表情で挨拶をしてしまう、なんて人も少なくないのではないでしょうか?それはとてももったいないです。もう一歩足を踏み出して挨拶の時は笑顔を意識してみましょう。始めは少し恥ずかしさを感じるかもしれません。ですが、きっと相手も笑顔で挨拶を返してくれて、あなたに感じが良いと思ってくれるはずですよ。 ■■②感謝の日記をつける 毎日感謝の気持ちを書き留めることで、ポジティブなマインドセットを養います。感謝の意識が高まると、他者に対する感謝の気持ちを表現しやすくなります。感謝の言葉を素直に伝えてくれる方ってとても印象が良いですよね。それは相手も同じ気持ちなんです。 「○○してくれて、ありがとう!」 「手伝ってくれて本当に助かったよ!」 感謝の日記をつけていく事で、小さな事でもこのように自然と感謝の気持ちを表現できるようになっていくでしょう。寝る前の5分で良いので、ぜひ感謝の日記をつける習慣をつけてみましょう。 ■まとめ 感じの良い人が無意識のうちにやっている事と、無理なく感じの良い人になるための2つの習慣のお話でした。ぜひあなたの無理のない範囲で、感じの良い人を目指してみましょう。 文/精神科医しょう 普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行う。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。
精神科医しょう