批判激化するテン・ハグ監督は「素晴らしい指揮官」、ユナイテッドのレジェンドが続投願う「改善するため全力を尽くしている」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニー氏が、批判強まるエリク・テン・ハグ監督を擁護した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 3シーズン目を迎えた今シーズンも、ユナイテッドで低空飛行が続くテン・ハグ監督。開幕から調子が上がらず、先週末に行われたプレミアリーグ第7節のアストン・ビラ戦をゴールレスドローで終えたチームは、これで7試合2勝2分け3敗の14位に沈んでいる。 当然、テン・ハグ監督へ対する批判は激化しており、解任の可能性は日増しに高まる状態に。指揮官自身は長期プロジェクトを強調し解任を否定しているが、もはや時間の問題と見る向きもある。 そんな中ではあるが、ルーニー氏はイギリス『スカイ・スポーツ』にて指揮官を擁護。経験豊富な指揮官がこのまま続投し、チームを立て直すことを願っている。 「私はエリック・テン・ハグが素晴らしい指揮官だと確信している。彼はこれまで、どこにいてもトロフィーを獲得してきた。そしてそれは、マンチェスター・ユナイテッドでも同じだ」 「確かに、彼は困難な時期を過ごしている。おそらく彼自身もそう言うだろう。しかし、彼が状況を好転させてくれると願っている。監督が職を失い、別の監督のもとでまた再建するというのはよくある話ではあるがね」 「難しいことだと思うし、マンチェスター・ユナイテッドがタイトル獲得を目指すクラブなのは誰もが認めるだろう。だから14位という今の位置は、クラブ全員誰もが改善する必要があると分かっているはずだ」 「エリック・テン・ハグは改善するため全力を尽くしている。そして選手たちは、昨シーズンも言ったように今よりももっと良いプレーをする必要があるだろう。ここ数年、選手の入れ替わりが激しいが、彼らが再び挑戦する姿を見たい」 「エリック・テン・ハグ監督にアドバイスするのは、私の役目ではない。彼はマンチェスター・ユナイテッドの監督であり、非常に経験豊富なのだから。それでも、厳しい時期を過ごしているときに重要なのは、懸命に努力し、基本を正しく行うことだ」 「彼らはビラ戦で1ポイントを獲得するため、良いスピリットを見せたと思う。でも、ファンはより多くを望んでいるだろうし、チームがそれを始めてくれることを願っている」
超WORLDサッカー!