ファンの声援に応える三浦大輔監督

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ１―３阪神（３日・横浜） 　ＤｅＮＡは打線が散発５安打とつながらず、ホーム最終戦で勝利を飾ることはできなかった。 　相手先発・大竹に５回まで１安打と苦しめられた。両軍無得点の３回、先頭の森敬がチーム初安打となる左前打で出塁するも、後続が倒れ無得点。６回には牧が２０試合連続安打となる左前打を放つも得点にはつながらなかった。７回に相手の失策で１点を返したが、反撃はそこまでだった。 　投げては先発したケイが序盤から粘投するも、５回に四球や味方の失策が絡み５回６安打３失点だった。 　２日の巨人戦（東京Ｄ）でチームのＣＳ進出が決定。この日から、三浦大輔監督はＣＳを見据えた戦いに切り替えると話しており、中盤以降は松尾や林、知野らが出場した。 　試合後の最終戦セレモニーで指揮官は「今シーズンも横浜スタジアムにたくさんのファンの皆さんが足を運んでくれてありがとうございました」とあいさつ。「残念ながら皆さんの期待に応えることができず、３位という結果になってしまい申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を口にしたが、「もう一度、横浜スタジアムで試合ができるように１２日から始まるクライマックスシリーズを勝ち上がってきますので、シーズン同様、今まで以上に熱い熱いご声援を最後までよろしくお願いいたします」と宣言した。