ジョアン・フェリックス(C)Getty Images

バルセロナはFWジョアン・フェリックスを来季もクラブにとどめることを希望しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 昨夏、アトレティコからの1年レンタルでJ・フェリックスを獲得したバルセロナ。ポルトガル代表FWは浮き沈みこそあれど、今季公式戦で8得点を決めるなどある程度の結果を残しており、クラブとしては来季も戦力に加えることを希望しているという。 ただし、財政難に陥るバルセロナがアトレティコからJ・フェリックスを買い取ることは不可能である模様。アトレティコは、ベンフィカに移籍金1億2700万ユーロを支払って獲得したJ・フェリックスについて、来夏売却する場合には移籍金7000～8000万ユーロを求める方針とされる。バルセロナはJ・フェリックスの年俸だけはたとえ高額でも負担できるようだが、移籍金の支払いや減価償却費を肩代わりすることはできず、そのために再びレンタルでの獲得を目論んでいるようだ。 しかしJ・フェリックスの主戦場である左サイドにはFWフェラン・トーレスがいるほか、この冬に加わったFWヴィトール・ロケもプレー可能で、さらにブライトンにレンタル中のFWアンス・ファティも戻ってくる。バルセロナはそのために、来季もJ・フェリックスを擁することを希望しながら、何が何でも引き入れたいわけではない様子だ。