イチロー氏 2025年の殿堂入り候補に名を連ねる 候補入り即、殿堂入りが有力視
全米野球記者協会(BBWAA)会員による2025年の殿堂入り投票用紙が18日(日本時間19日)に発表され、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(51)が名を連ねた。 イチロー氏のほか、ヤンキースなどで活躍し大リーグ通算251勝を誇るCC・サバシア氏(44)ら14人が今回、初めて投票対象となった。米メディアではこのイチロー氏とサバシア氏が来年の殿堂入りの有力候補に挙げられている。新たに候補者入りした年に即、殿堂入りした選手は過去に16人おり、イチロー氏もその仲間入りする可能性がある。 殿堂入りとなれば日本人選手では初。また、満票での殿堂入りとなれば、19年のマリアーノ・リベラ氏(54)以来、史上2人目の快挙となる。 投票は12月31日までに行われ、結果は来年1月21日に発表され、7月27日に殿堂入りセレモニーが行われる予定となっている。 イチロー氏はMLB通算3089安打、日米通算4367安打を記録。マリナーズ移籍後、10年連続で200安打以上を放ち、04年には史上最多となるシーズン262安打もマークするなど、大リーグ屈指の安打製造機として人気を集めた。