飛行機で眠っていたら突然、放尿された… その後の8時間を濡れた状態で過ごすハメになった男性の家族が激怒 「航空会社は引き返すべきだった」
ニューヨーク・ポスト紙によると、サンフランシスコから米ユナイテッド航空の189便でマニラに向かっていたビジネスクラスの乗客が、別の乗客に突然放尿するという衝撃的な事態が発生し、航空会社が永久に“出禁”にする厳しい処分を下した。この前代未聞の事態に、航空業界と乗客の双方に衝撃が走っている。 【画像】飛行機で眠っていたら突然、放尿された… その後の8時間を濡れた状態で過ごすハメになった男性の家族が激怒 「航空会社は引き返すべきだった」 被害に遭ったジェローム・グティエレスは、12月27日の飛行中、約4時間が経過したところで突然の出来事に見舞われた。同乗していたグティエレスの継娘ニコール・コーネルによると、グティエレスが安全ベルトを締めて眠っていたところ、ある男性が席を立ち、突然放尿を始めたという。「継父は夢を見ているのかと思ったほどの衝撃的な出来事でした」とコーネルは語る。被害者は腹部から足まで尿で濡れた状態となり、残りの8時間をその状態で過ごすことを余儀なくされた。 客室乗務員は、加害者が暴力的になることを懸念し、グティエレスに近づかないよう要請。しかし、この対応について継娘は「航空機は引き返すべきでした。航空会社は継父の健康よりも自社の都合を優先したのです」と強く非難している。加害者は後に謝罪し、被害届を出さないよう懇願したとされる。 ユナイテッド航空の広報担当者は公式声明で、「マニラ到着時に警察に通報し、この乗客の今後の搭乗を禁止する措置を取りました」と述べた。この異常な事態を受けて、航空会社の危機管理体制や機内での乗客の安全確保についても議論が巻き起こっている。業界専門家からは、同様の事態を防ぐための新たな安全対策の必要性を指摘する声も上がっている。