「原三中魅力アップ・プロジェクト 三中☆レボリューション」文化祭で研究成果発表 福島県南相馬市
福島県南相馬市の原町三中は学校の魅力を向上させ地域の活性化につなげる「原三中魅力アップ・プロジェクト 三中☆レボリューション」に取り組んでいる。16日に原町区の同校で催された文化祭で研究成果を発表した。 全校生63人が学年の枠を超えたグループを編成し、今年度から始めた。学校内での課題に向き合い学習意欲の向上、部活動、校則、中庭の利活用など16のテーマで研究に励んだ。関係者のアンケートや聞き取りで現状を分析し、課題の解決策などを考えた。 文化祭では各グループがこれまでの取り組みを他の生徒や保護者、地域住民に説明した。学習意欲班は勉強に対する意識調査を踏まえ、解決策として自習室を開放したほかポスターやクイズを作成したことを紹介した。 和田節子校長は「まずは身近な学校の課題について考えた。今後は地域の課題解決に向けた研究にも力を入れたい」と話している。 (相双版)