『アナと雪の女王』のサントラ “エヴァ”、“エミネム”以来の快挙達成
大ヒット中の映画『アナと雪の女王』と平行して、驚異的なセールスとなっている同作品のサントラ(3月12日発売)が、4月28日~5月4日(5月12日付)の1週間で152946枚の販売を記録し、オリコンのアルバムランキングで初の1位となった。累積販売数も約30万枚となっている。5月3日には、松たか子、神田沙也加、ピエール瀧ら日本版ヴォイスキャストが歌う劇中歌9曲を、追加収録したデラックス盤が発売され、これまでの通常盤と合わせ、販売数を一気に伸ばした。 サントラでのアルバム部門の1位は、ディズニー作品では初、全てを通じてもエミネム主演映画 『8マイル ~ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー』(02年10月)以来、10年11ヵ月ぶりの快挙となる。また、映画サントラでの週間15万枚突破は、『THE END OF EVANGELION』(97年10月)は16年7ヵ月ぶりとなった。 「映画のヒットと音楽のヒット、特に『Let It Go』を軸とした楽曲力の素晴らしさが浸透し、爆発的なサントラの売り上げにつながってます」と販売元のエイベックス・丸山さん。ここまでの映画サントラとしての“主な成績”は以下のとおり。 ・オリコン1位:『8マイル ~』(02年10月)以来10年11ヵ月ぶり ・週間売上15万枚突破:『THE END OF EVANGELION』(週間16.5万枚)以来16年7ヵ月ぶり ・オリコン7週連続トップ10:『タイタニック』(98年4月6日付~6月29日付)以来15年10ヵ月ぶり ディズニー作品としての“記録”は以下のとおり。 ・オリコン1位(過去最高は『アラジン』の8位) ・販売数1位(過去最高は『アラジン』の29万枚) 3月12日の発売から話題となっていた同作品は、映画公開によってランキングが急上昇。3月31日付のランキング5位から、4位(4月7日付)→3位(4月14日付)→2位(4月21日付)→3位(4月28日付)→4位(5月5日付)と上位をキープし、ついに5月12日付で1位獲得となった。。 また『アナ雪』効果もあり、主題歌を歌うMay J.のカバーアルバム『Heartful Song Covers』も販売枚数21093枚で、同ランキング2位となっており、『アナと雪の女王』に関連してる2つの作品が1位、2位を独占している。映画と同様に、週を追うごとに記録を塗り替えている『アナと雪の女王』のサントラ。躍進は、まだまだ続きそうだ。