広告で見かけるIRIAM、猛暑のコミケで“全力冷却”ブース出展、参加者から「助かった」称賛の声…運営元に聞いた
広報担当「役に立つ場所の提供者になろう」コメント、気になる排熱も聞いてみた
「私たちは『心でつながる魔法をかける』をミッションに配信プラットフォーム『IRIAM』を運営しています」と語る運営担当者。 「今回コミケに初出展するにあたり、サークルや企業ブースのコンテンツに皆様が喜び集う中で、プラットフォーマーとして何ができるだろうと必死で考えていました」 そして、ブース展開の方針については「議論を繰り返し、自分たちのサービス訴求よりも『コミケ来場者の皆様の役に立つ』場所の提供者になろうという方針が生まれました」と、最終的な決定に至った経緯についても言及があった。 「その結果として今回は、夏コミの暑さの中にひとときの涼しさを提供する『全力冷却ブース』の出展をさせていただきました」 一方で、クーラーなどを使用する場合に排熱が気になるとの指摘も一部から寄せられている。この点についてもどう対応したかを質問したところ、「運営に対する許諾も得つつ、排熱方向や高さ、水や氷での対応などの考慮や設計を行いました」と回答。 ただし、具体的な方法については「好評をいただいたこともあり企業秘密とさせてください」とのことで、詳細な説明は控えられたが、準備会との協議を経ての実施であることが明らかになった。 今回のコミケでこうした「参加者サポート」を行う出展はこれだけでなく、イラストSNSで知られるpixivも「C104休憩所」と題したブースを展開。開放的なブース内では自由に座って休めるスペースが用意されたほか、 立ち寄るとオリジナルの水や飴などが配られ、水分補給・塩分補給をサポートしていた。
市井