鹿児島大学が昨年の推薦入試で出題ミス、採点し直しで追加合格者…英単語の注釈誤訳が外部の指摘で判明
鹿児島大(鹿児島市)は5日、昨年11月に実施した医学部保健学科看護学専攻の推薦入試で出題ミスがあったと発表した。 【一覧表】九州・山口・沖縄各県の大学数、減ったのは佐賀県だけ…1990年度と2022年度の比較
ミスは小論文(英文)の問題で、英単語の注釈が誤訳されたまま出題された。今年10月下旬、外部から指摘を受けて判明。同大は、解答に影響する部分について、受験者69人全員を正解とした。採点し直した結果、追加合格者が出たが、同大は「個人が特定される」として人数を公表していない。
同大は追加合格者らに謝罪し、今後の対応を協議しているという。同大は「確認体制を見直し、再発防止に努める」としている。