オイシックス・池田拓史球団社長、慶大・清原正吾への獲得オファー認める「潜在能力が高く、スター性もある」
オイシックス・池田拓史球団社長(43)は5日、今秋ドラフトで指名漏れとなった慶大・清原正吾内野手(22)に獲得オファーしていることを初めて公式に認めた。 同社長は「チーム編成担当からも『非常に潜在能力が高い』と聞いている。もちろん、スター性のある方。もし、ご縁があれば、ウチのNPBファームリーグ参加球団という中でチャレンジしていただくことができればという思いで、オファーをさせていただいている」と明言した。 清原に対してはすでに非公式も含めれば四国IL・香川など独立リーグを含め10球団近くがオファーを出している。 清原が来秋のドラフト指名を目指す場合、今季からイースタン・リーグに新規参入したオイシックスで、2軍とはいえNPB在籍投手と年間140試合前後の対戦ができるメリットは大きい。また、オイシックス側も清原の集客力に期待をかける。今季のホームゲームでの1試合平均観客数は1247人、年間7万9825人だった中、池田社長は「来年は1800人超。年間12万人を目指して取り組んでいく」と語っており、清原争奪戦に全力を注ぐ。(東山貴実) ◆橋上秀樹氏 巨人での課題は〝ポスト坂本〟育成 オイシックス初代監督で来季から巨人の作戦戦略コーチに就任する橋上秀樹氏(59)は「ジャイアンツが今季やってきた守りの野球をさらに向上させていくのが優勝への一番の近道」。また、来季が37歳シーズンとなる坂本については「彼に頼らなきゃ、常時出場しなきゃいけないという状況はジャイアンツにとって好ましくないのかなと思う。阿部監督が坂本に代わる選手として安心して起用できるような選手を育成していくのが私の課題」と話した。