九州・沖縄4月の百貨店販売額、前年同月比8・2%増の387億円…中国からの旅行客が回復傾向
九州経済産業局が発表した九州・沖縄の4月の百貨店販売額(17店)は、前年同月比8・2%増の387億円で、26か月連続で前年を上回った。中国からの旅行客が回復傾向にあり、高級ブランドのバッグなどが売れた。
衣料品は12・3%増と大きく伸び、販売額は199億円と全体の半分以上を占めた。円安を背景に、福岡市内の百貨店を中心に中国や韓国などからの訪日客が高級ブランドの財布や革小物を買う動きが目立った。高級時計や美術品も好調だった。
スーパー(496店)は1・7%増の1000億円と28か月連続のプラスだった。飲食料品の相次ぐ値上げが全体の販売額を押し上げた。