USJバック・トゥ・ザ・フューチャー6千万人突破 31日閉幕
アトラクションは31日に閉幕
USJバック・トゥ・ザ・フューチャー6千万人突破 31日閉幕 THEPAGE大阪 映像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
タイムトラベラー6000万人突破──。大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は12日までに、同所の人気アトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」の体験人数が6000万人を突破したと発表した。同アトラクションは31日に閉幕する。
ドク・ブラウン博士がサプライズで登場
USJによると、11日午後12時53分にアトラクション内の「フューチャー・テクノロジー研究所」で、同映画に出てくる車「デロリアン」でのタイムトラベル体験待っていた23人のゲストが、クルーから「6000万人目の体験グループです」とアナウンスされ、その場は歓喜の場に変わり、盛大な拍手の中、ゲストらは大喜びで沸きに沸いたという。 そして、後に行われたセレモニーでは、停められていたデロリアンから「ドク・ブラウン博士」がサプライズで登場。その勢いで、ゲスト全員で同映画の主人公が時計を見るシーンのポーズをとりながら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の掛け声で写真撮影に臨んだ。
「この瞬間に立ち会えて一生の思い出です」
この記念すべき瞬間を味わったゲストからは、喜びの声があふれている。北海道から来たという男性(28)は「バック・トゥ・ザ・フューチャーのドク・ブラウン博士になりたくて大学も工学部に行って今も研究しています。10年前ぐらいにパークに来たときは、時間がなくて乗れなくて、ずっと乗りたいと思っていました。初めての乗車で奇跡的にこの瞬間に立ち会えて一生の思い出です」とうれしそうに話していた。 また、静岡県から来たともに26歳の男女カップルは「バック・トゥ・ザ・フューチャーのT シャツをお揃いで買ってきました。なくなってしまうのは本当に寂しいです。『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』ありがとう」と名残惜しそうに話していた。
16日からは「実物大デロリアン」オークションに
同アトラクションは31日で閉幕するが、それに合わせ「さよならキャンペーン」でアトラクションに関連するライドの「デジタル時計」、「次元移動装置」といったグッズの「チャリティ・オークション」を実施。USJによると、10日時点で290万6001円に達しているという。16日からは「実物大デロリアン(レプリカ)」の入札が行われる。