2026W杯へウズベキスタン代表に要注意? 若手が伸びるチームはアジアカップでも楽しみな集団に
昨年はU-17代表が結果を出している
次回のワールドカップ2026年大会より、出場国が32から48に拡大する。それに伴い、アジアの出場枠もこれまでの4.5から8.5に増えることになり、これはワールドカップに出場できていなかったチームにとってはチャンスとなる。 今回のアジアカップ2023はそのあたりの実力をチェックする場とも言えるが、注目したいチームの1つがウズベキスタン代表だ。 ウズベキスタンといえば、昨年のU-17ワールドカップでベスト8に入ったことが記憶に新しい。U-17イングランド代表を撃破するサプライズを起こしており、若い世代が伸びている。 今回のアジアカップを戦うチームも、若手有望株が名を連ねている。例えばフランスのRCランスでプレイするDFアブドゥコディル・クサノフ(19)、CSKAモスクワMFアボスベク・ファイズラエフ(20)、同じくロシアのトルピード・モスクワからウズベキスタンのパフタコールにレンタル中のMFホジマト・エルキノフ(22)など、若くから欧州のクラブと契約している者も増加傾向にある。 13日に行われたアジアカップ初戦ではシリア代表とスコアレスドローに終わったが、このゲームにも前述したクサノフ、エルキノフが先発し、ファイズラエフも途中出場している。タレント的にはグループを突破する力があるはずで、同じグループBでは最強と考えられるオーストラリア代表相手にも良い戦いができるのではないか。 2026年大会へ要注目のチームの1つであり、将来的には日本にとっても厄介な相手となる可能性もある。
構成/ザ・ワールド編集部