冬のボーナスが公務員に 初ボーナスの使い道は? 鹿児島
鹿児島放送
この時期ならではの話題です。 県職員に冬のボーナスが支給されました ● 小田アナ 「社会人にとっては待ち遠しいボーナス。県庁で働く職員のみなさんにも10日支給されます」 4月に新設された県庁の子ども福祉課。 この課で働く仙田彩夏さんは入庁1年目で、ボーナスの満額支給は初めてです。 ●県 子ども福祉課 仙田彩夏 さん 「うれしい気持ちとこれからも頑張っていこうという気持ち。いつもお世話になっている両親とおいしいものを食べに行ったり、気分転換で旅行したりするのに使いたい」 県によりますと、支給対象は約2万7000人で、支給総額は221億円あまり。 一般職員の平均支給額は82万1149円で、前の年より2万8000円あまり増えています。 こちらは1987年、ボーナスが支給された日の映像です。 今では口座振り込みとなっていますが、当時は。 ● 県 子ども福祉課 水溜義仁 課長 「現金で手渡しで支給だった。一斉にみんな袋を開けて数えていた。頑張ったという思いがあった」 支給方法は変わりましたが、いつの時代もボーナスはうれしいもの。 気になる使い道は? ●県 子ども福祉課 水溜義仁 課長 「手元には残らないですかね。お小遣いにはならないかもしれない。(家族で)おいしいものを食べたい」 九州経済研究所が県民を対象に行った調査では、冬のボーナスの使い道は「生活費の補てん」が69.1%と最多で、次いで「貯蓄・資産形成」「ローン返済」、「旅行・レジャー費」と続きました。 足元の物価上昇を受けて、ボーナスを「生活費の補てん」に充てる傾向は依然として根強くなっています。