「メール一本で部下たちをクビ」「自分だけ処分ナシに国民もドン引き」...裏ガネ処分を大失敗した「岸田総理の終わり」とついに始まった「菅・二階の逆襲」
菅と二階が持つ「最終兵器」
一方、菅義偉と森山、二階派の二階、林幹雄、武田の5人は、次の総裁に石破茂を推すことで一致したとの噂が流れている。 「今月末の補選で3敗すれば、次の選挙では与党過半数割れも現実味を帯びてくる。そうなったら石破さんの人気に頼るしかない。最近、石破さんの党内批判がトーンダウンしているのは、菅さんに控えるよう言われたからです」(二階派関係者) 現在の永田町はまるで真夜中のような静けさだ。茂木も石破も補選が終わるまではじっと息を潜めている。しかし、選挙に惨敗した途端、「岸田おろし」が始まる。 月と星が妖しく光る。のんきな岸田が寝首をかかれる日はそう遠くない。 (文中敬称略) 「週刊現代」2024年4月20日号より ーーーー つづく記事『国民人気はないけれど…退陣危機の岸田総理に代わって「総理待望論」がささやかれる意外な大物議員の名前』では、疑心暗鬼が渦巻く永田町で「いま起きていること」を紹介します。
週刊現代(講談社)