スバルの斬新モデル「“丸目”のカサブランカ」が凄かった! 伝統の「水平対向エンジン×四輪駆動」採用! 高級感あふれる“走り”実現する「超レトロ風モデル」に反響あり!
スバルの斬新「“丸目”スポーツモデル」!
スバルの「インプレッサ」は、1992年にデビューし、4ドアセダンやワゴンなど様々な派生モデルやグレードが登場しました。 中でも1998年に発売した「カサブランカ」は個性的なモデルでしたが、どのような特徴があり、現在どんな反響が見られるのでしょうか。 【画像】「カッコいい!」これがスバルの新型「“丸目”スポーツモデル」です!(18枚)
カサブランカは初代インプレッサのスポーツワゴンをベースにした特別仕様車で、1997年の「東京モーターショー」に展示され好評を獲得。 これによって市販化が決定し、1998年に5000台限定で発売されました。 その最大の特徴は、他のどのクルマにも似ていない「高級感とのあるクラシカルなデザイン」にあります。 エクステリアには、丸型2灯ヘッドライトやクロームメッキの大型グリル、丸形4灯のテールレンズを装備し、まるで欧州のクラシックカーと見紛う雰囲気に。 もはや一見しただけではベース車両がインプレッサだと判断できないレベルにまで、徹底したスタイルチェンジが実施されました。 またインテリアにも上質な素材が使用され、こちらも高級感とエレガントさを強調しています。 搭載するパワーユニットは、95馬力を発揮する1.5リッター水平対向4気筒エンジンで、駆動方式には前輪駆動(FF)と全輪駆動(AWD)の駆動方式を採用。 スバルらしい操縦安定性としなやかな走りを実現しています。 そんなカサブランカは、先述のように当初は5000台限定のモデルでしたが、当時のレトロ風カーブームの盛り上がりを受けて、後にスバルは同車をカタログモデルに変更。 通年で誰でもカサブランカを購入することが可能になりました。 しかし、その決定から時を待たずしてレトロ風カーブームが失速。 カサブランカの人気もブームの陰りとともに低下し、販売台数も伸び悩んだことから、2000年のインプレッサのフルモデルチェンジに合わせて販売が終了しました。 ※ ※ ※ このようにして姿を消したカサブランカでしたが、その余り有る個性や時代に翻弄された境遇から根強いファンも存在し、SNSなどでは、 「ヴィヴィオビストロやサンバークラシックの流れを汲む、スバルのレトロ風モデル良いよね」 「ミニライトのホイールを履きこなす小粋なインプレッサ」 「丸目や大型グリルがお洒落でカワイイと思う」 などのコメントが見られます。 一方で、同車のエクステリアを個性的すぎると受け止めた人も少なくないようで、 「この前すれ違った!光岡かと気になって調べたらスバルだったんだね」 「いかにも取って付けたような顔に見えるんだ…」 「街中で見たときは目がバグったかと思ったくらい衝撃的なデザイン」 「インプレッサをレトロ風にする、歴史に則ってスバル1000をモチーフにすれば萌えたんだけどなぁ」 などの投稿もあり、見る人によって印象が大きく変わるタイプのクルマだったことは間違いないでしょう。 そんなカサブランカですが、販売台数が少なかったことから現在ではレアなクルマとなっており、中古市場でもほとんど見かけません。 個性的なインプレッサを求める人にとっては、今でも腰を据えてじっくり探す価値のある1台です。
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