<デジモン>感動の25周年記念PV 何度も見たくなる仕掛け 関弘美P「デジモンを総ざらいしています」 “初出”シーンも
アニメやゲームなどが人気の「デジモン」シリーズのテレビアニメ第1作「デジモンアドベンチャー」の25周年を記念した上映企画「デジモン映画 2本立てリバイバル上映」の先行上映会「~お台場大集合ver.~」が8月1日、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場(東京都港区)で開催された。8月1日は、八神太一ら“選ばれし子どもたち”が初めてデジタルワールドに足を踏み入れた日で、10年前にも、東京・台場で「デジモン」の15周年記念イベントが行われた。メモリアルな日に再び台場でイベントが開催され、アグモン役の坂本千夏さん、歌手のAiMさん、音楽プロデューサーの松井伸太郎さん、初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの関弘美さんが登場した。 【写真特集】「デジモン」25周年! 話題の25周年PVの裏側は?
この日、25周年を記念したPVが、東京・新宿のアルタビジョンで世界初解禁されたことも話題になっている。故・和田光司さんの名曲「Butter-Fly」が流れる映像で、“選ばれし子供たち”とパートナーデジモンが登場。アグモンの「太一、またね」というせりふで締めくくられた。イベントでも同PVが上映され、前田愛名義で同作に太刀川ミミ役として出演したAiMさんは涙を拭っていた。
25周年記念PVについて関さんは、「何度も見たくなる、いろいろな仕掛けがあります」とこだわりを語った。PVは、関さんが手がけた「おジャ魔女どれみ」シリーズの劇場版アニメ「魔女見習いをさがして」で監督を務めた鎌谷悠さんが手がけた。関さんは「うちのエースなのですが、彼女がものすごく丁寧にいろいろな資料を調べながら、初代のシリーズディレクターの角銅(博之)さんとも相談しながら作ってくれました」と説明し、「このPVは、旅の中で出会うデジモンを総ざらいしています。ファンにはたまらないかなと」と明かした。
「見たことがない映像もあると思います」といい、テレビアニメでは描かれなかった太一以外の6人の“選ばれし子どもたち”とパートナーデジモンの出会いが描かれていることも明かした。「ほかの子たちの出会いのシーンは、初出だと思います。制作現場と相談をして入れることになりました」と語った。