トム・ホランドとゼンデイヤ婚約のニュース、ネット上で議論を呼ぶ理由とは?
「世界的スクープ」
X(旧Twitter)では、インターネットユーザーたちがこのニュースを知って興奮を隠せず、次々とその喜びをシェアしている。ゴールデングローブ賞から3日後、この重大発表に関するコメントは依然として増え続けている。「トム・ホランドとゼンデイヤが婚約したって聞いて、驚きと興奮を感じない人なんている? 彼がゼンデイヤの姓を取るのか、それとも彼女がトムの姓を取るのかを見るのが待ちきれない!」と、あるユーザーはXに書き込んだ。一方で、ゼンデイヤがつけている婚約指輪にすぐに気づいたユーザーもいた。「あの指輪」や「世界的スクープ」といったコメントが、ゼンデイヤがゴールデングローブ賞の公式Instagramアカウントに投稿した動画のコメント欄に、指輪の絵文字とともに書き込まれた。
最初の婚約の噂
このニュースがこれほどまでに話題を呼んでいるのは、トム・ホランドとゼンデイヤの婚約の噂が初めてではないからだ。2023年9月、ゼンデイヤがバスケットボールチーム、ゴールデンステート・ウォリアーズの黒いキャップをかぶったセルフィーをシェアした際、すぐにファンたちが注目したのは、左手の薬指に輝くパール付きの指輪だった。これがきっかけで婚約説が再燃し、ゼンデイヤは事態を収めるためにInstagramのストーリーで真相を明かすことになった。彼女は「これでは何も投稿できないわ」と語り、ファンの熱狂を一時的に沈めた。「私はそれを自分のキャップのために投稿したの。指輪のためじゃないわ、みんな。本気で、こんなふうに発表すると思っているの?」と彼女は笑いながら付け加えた。どうやら、女優ゼンデイヤはアメリカ映画界で最も重要な授賞式のひとつでレッドカーペットを歩きながら、その指輪を披露することで、もっと強いインパクトを与えることを選んだようだ。
謎めいていたほうが好奇心を掻き立てる
ゼンデイヤとトム・ホランドは、正式に彼らの熱愛を公にして以来、どこへ行っても注目を集めているが、自分たちのプライベートな生活を見せる部分と隠す部分を上手にコントロールしている。ミュージカル版『ビリー・エリオット』でキャリアをスタートさせたトム・ホランドは、「僕たちの関係を非常に大切にしているので、できるだけ聖なるものとして保ちたいと思っています」と、2023年に「ハリウッド・リポーター」に語ったと英紙『ガーディアン』が報じた。「誰かに対して何かをする必要はないと思っています。それは僕たちのことだし、私たちのキャリアとは関係ありません」と彼は続けた。 最近、俳優トム・ホランドはゼンデイヤをレッドカーペットに同行するのを避けており、彼女への注目が自分に向かないようにしていると述べた。「これは僕の瞬間ではなくて、彼女の瞬間だから。もし一緒に行ったら、それは僕たちのものになってしまう」と、俳優は雑誌「メンズ・ヘルス」に語った。『ガーディアン』によると、しばしば「順調なカップル」や「本物のカップル」と評されるゼンデイヤとトム・ホランドは、まだまだ人々を魅了し続けている。そして、ファンたちが次に注目するのは、おそらく結婚式の日程と場所になるだろう。 text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi