自民党岸田派が解散届提出 旧森山派に続き2例目 故・池田勇人首相が結成 67年の歴史に幕
自民党の岸田派は3日、政治団体の解散届を総務省宛てに提出しました。自民党の派閥の正式な解散は、旧森山派に続いて2例目です。 岸田派=宏池会は、1957年に故・池田勇人元首相らが結成した派閥です。岸田首相は2012年から去年まで、派閥の会長を務めていましたが、自民党派閥の政治とカネをめぐる問題を受け、今年1月に岸田派の解散を表明していました。 関係者によりますと、岸田派は首相の解散表明後、正式な解散に向けた手続きを続けていましたが、3日に解散届を提出したということです。これにより、67年の歴史に幕をおろすことになりました。