渡辺満里奈、夫・名倉潤のうつ病発症時は「家から半径1km先には出かけられない」状態に サポートで心掛けていたこと明かす
【モデルプレス=2024/10/06】タレントの渡辺満里奈が6日、都内で行われた「世界メンタルヘルスデー2024 トークイベント『誰にでもなる可能性のあるこころの病気とは』」に、日本うつ病センター名誉理事長の樋口輝彦氏、ベータトリップ代表取締役の林晋吾氏とともに出席。夫でお笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤のうつ病発症時を振り返った。 【写真】渡辺満里奈、ほっそり二の腕披露 ◆渡辺満里奈、夫・名倉潤のうつ病発症時語る 夫でお笑いトリオ・ネプチューンの名倉が、2018年6月に頸椎椎間板ヘルニアの手術を受けた後「侵襲によるストレス」によりうつ病を発症し、家族としてそばでサポートした経験を持つ渡辺は、同イベントに登壇するにあたり、どのような思いがあったのか尋ねられると「自分には関係ない、自分は大丈夫だという病気ではなく、誰でもなる可能性がある病ということで、私自身も先生や林さんのお話を伺って学びたいなと思っています」と挨拶。そして、樋口氏の講義後に、名倉の様子がいつもと違うと気づいたきっかけを聞かれると「眠れなくてつらそうだなというのが最初にあったのと、言葉数だったり、家から半径1km先には出かけられないみたいな感じだったり、今まではこんなことで怒ったりしなかったりということで怒りを表したりして、怒りをコントロールできないのかなと思ったりしました」と振り返り、短期間で様子が変化していったそうで「びっくりしましたし、何が起きているんだろうって感じがありました」と当時の心境を語った。 また、メンタルが不調になった名倉に接するにあたり心がけたことについて渡辺は「まったく知識がなかったので、これからどうなってしまうんだろうって自分のほうが不安になって落ち込んでしまうみたいなところもあったんですけど、『これは励ましちゃいけないタイプだな』って本能で思ったので、普段の日々と変わらないように接しようと思いました」といい、他者に相談することも難しかったそうで「どういったところ(医療機関など)に行ったらいいかわからなかったんですけど、うちの場合はいつも見ていただいている内科の先生が『行ってみたら』とおっしゃってくれたので、心療内科とかに行けたんですけど、そうじゃなかったらどのように病院を探していいかわからなかったなって思いますね」と吐露した。 続けて、周囲の理解もあったか追求されると「周囲の方たちの理解もあり、休養に入ることができまして、休養に入ったときも普段と同じように過ごしていました。まずは休養することが1番大切だと言われたので、普段と変わらない生活をしていました」と答え、うつ病に対する偏見などはなかったか聞かれると「休養するときに『それは甘えてるんじゃないか』って言われると思っていたんですけど、そうではなくて、思った以上に同じ症状を抱える方から温かいメッセージをたくさんいただいてびっくりしました。そのときに、社会の理解だったり、周囲の理解が1番大切なんだなと実感しましたね」としみじみと語った。 さらに、支える側の自分に対して心がけたことを尋ねられると「私は当事者ではないので、当事者が心がけることはわからないんですけど、サポートする家族の立場からすると、不安に押し潰されないように、私の場合は心を許せる友人にお話をして気持ちを軽くしていったところがありました。抱え込まないで話せる相手がいるというのはすごく大切なことなのかなと思いますし、ときどき自分の気分転換をすることも大事なのかなと思いますね」と語った。 ◆渡辺満里奈、結婚20周年でやりたいことは? イベント後の囲み取材で、約半年後に結婚20周年を迎えるにあたり、何かやりたいことはあるか尋ねられた渡辺は「特にないですね(笑)。気がついたら20年かって感じなので、普段と変わらずに記念日ということでお食事をしたりという感じかなと思います。この年になるとお互い健康で、心穏やかに過ごせる毎日が1番大切だよねってことを話しているので、特別なことがなくてもお互いが健康を確かめ合えればそれでいいと思っています(笑)」と笑顔で語った。 また、最近はじめた健康習慣については「友人と朝8時半にオンラインで繋がって、YouTubeのエクササイズ配信を同時に再生をして30分弱くらい運動をしていて、最初は1人でやっていたんですけど、夫も参加していて、それは朝の習慣になっていて、健康への道につながっているなと思いながらやっています」と声を弾ませた。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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