MAOが元キック王者・町田光との壮絶打撃戦制し、UNIVERSAL王座V5。正田壮史が3・17後楽園で挑戦へ【DDT】
バックステージでMAOは「もうダメかもしれないと何度も思いました。俺の耳にはいっぱい声援が届いて、頑張ろうというか、全然ドン引いてないじゃんと思って。みんなドン引きしつつも楽しんでくれたみたいでよかった。やっぱプロレスリングだから。俺はキックボクシングをやったわけじゃねぇ。ズタボロだけど、こんな相手に巡り会えて幸せだ。いろんな部門のライバルがいるけど、間違いなく心のライバルだ。ものすごいハートだった」と改めて、町田のファイトを称賛した。そして「次は正田。随分生意気な奴が出てきたもんだね。ああいう、バカと天才は紙一重のバカ寄りが一番強いんだ。あいつは大馬鹿野郎だけど、俺は大馬鹿野郎好きだよ。バチボコにやろう」と臨戦態勢を整えた。 敗れた町田は「試合にかけて、全部出してやろうと思って、この試合でどうなってもいいやって、そういう覚悟で挑んだけど届かなかった。なかなかうまくいかないこと、追いかけて離れていってしまったり、そういったものがあるんだけど、今日もベルトに届かなかった。でも俺はあきらめない。自分に負けたくないし、自分の人生に負けたくないから。自分の可能性をこれからもあきらめないで、自分に負けないで生きていこうと思います」と悔し涙を見せた。