メロン記念日、再結成に合わせて“名曲揃い”のサブスク配信もスタート「全ての曲が愛おしい」
1999年に結成、『This is 運命』など今もなおハロー!プロジェクトで歌い継がれる名曲をリリースしたアイドルユニット「メロン記念日」。2010年に惜しまれながら解散した彼女たちが、デビュー25周年目の節目に3人で再結成。15年ぶりに本格活動を始めるメロン記念日に直撃インタビューを敢行した。(メンバーの斉藤瞳は新潟からリモート参加) 【写真】リモートから参加の斉藤瞳と村田めぐみ&柴田あゆみ撮りおろしカット【7点】 ──再結成し活動が本格的にスタート。解散日である5月3日には池袋HUMAXシネマズで「メンバーと観るメロン記念日解散ライブ『MELON’S NOT DEAD』爆音上映会」が開催されます。 柴田 実は去年の5月3日にはLINEのグループ通話を使って、この3人で解散ライブを見返したんですよ! ヲタモダチの皆さん(※メロン記念日のファンの総称)に向けてインスタライブなどをしたわけではなく、同じ時間に3人で観ただけではあるんですけど、ストーリーでリアルタイムに報告していたので、同じタイミングで観てくれた方もたくさんいました。 村田 私はそれまで昔の映像を観る機会がほとんどなかったので、客席からはこういうふうに見えていたんだと新しい発見がありましたし、現役のときからちゃんと観ておくべきだったなと反省しました(笑)。 柴田 私もほかのライブ映像はあまり観ていないのですが、解散ライブだけは定期的に観ているんですよね。 斉藤 私はいろんな時期の映像を見返しますが、同じく一番多く見ているのは解散ライブですね。 村田 今年はその大事な解散ライブをヲタモダチのみんなと一緒に同じ会場で観られるんだなと思うとわくわくしますね。 柴田 しかも当時の開演時間に合わせて19時にスタートするんですよ! 村田 面白い試みですよね。再び15年後にみんなと解散ライブを味わえるのが楽しみです。 斉藤 その日は私たち3人も会場でヲタモダチの皆と一緒に、初めてメロン記念日のライブに参戦する予定です。 ──1月3日からは全曲サブストリーミング配信もスタートしました。改めて振り返ってみて、メロン記念日の楽曲にどんなことを感じますか。 村田 時代によって曲調やジャンルが違うのでバラエティ豊かですよね。最初はシングルを出すごとに、「これはどういうイメージなんだろう?」と考えて、自分たちなりに消化していたんです。それが活動後半になると、何となく自分たちの個性が見えてきて……どの時代も違う魅力や思い出があって全ての曲が愛おしいですね。 柴田 “メロン記念日”というジャンルだなと改めて思います。当時、「楽器を持たないロックバンド」と言われて光栄だったんですが、改めて曲を聴き返すとほかにない個性があって、よりその言葉がハマるなと感じます。 斉藤 現役当時よりも、今のほうが名曲揃いだと感じることが多くて、それは今のハローのメンバーが歌い継いでくれているのも大きいです。当時、「MELON’S NOT DEAD」と掲げて解散ライブのステージを降りたんですが、そこには「メロン記念日の曲は死なないから聴き続けてね」というメッセージが込められています。 その言葉の通り、今のハローのメンバーのおかげでずっとハロー!プロジェクトの中で生き続けてくれているし、それは幸せなことですよね。たとえば2023年の「Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT」のステージにメロン記念日は立つことができなかったんですけど、そこでBEYOOOOONDSが『This is 運命』を歌ってくれて。その瞬間「ありがとう!」という気持ちで涙しましたから。